生存本能ヴァルキュリア

「君たちが明日の『ヒカリ』だ 輝き続けてくれ」丸山担の妄言。

Taddyくんと「窮鼠はチーズの夢を見る」を見てきました


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窮鼠の感想ブログだよ〜✌️イエーイ✌️

上映開始から2週間近く経って今更〜?って感じだけど私は本日(9/23)初見なんでよろしく〜〜

あと映画の内容的に下品な言葉もバンバン出るからそれもご了承ください〜〜

⚠原作未読です⚠

 

 

開始5秒(体感)でチャリに乗る大く…恭一さんの尻のアップだったから「行定監督って大倉担?」ってビビったけどこの後の2時間わりとしょっちゅう恭一さんの尻を見ることを私はまだ知らなかった…、てくらいなんかも〜ず〜っと裸でしたね恭一さん。恭一さん即セックスするじゃん…あまりにすぐセックスしちゃうから恭一さんが誰かと寝る度「ええ〜〜〜〜ッッッ!!!!????」って脳内クソデカボイスつっこみしてたんで映画の間ずっとええ〜〜〜ッッッ!?!?!?って叫んでました(脳内で)ほんとすぐ寝る〜〜〜すぐ寝る!!!!!!奥さんが浮気調査してるっつってんのにすぐ浮気相手のとこ行ってセックス!!!!ウソ〜〜〜!!!!今ヶ瀬と夏生さんとの修羅場の後に即ラブホ!!?!??!えっ????脳みそ下半身か!!??!?!??

 

 

そんな感じで顔面が大倉くんでなかったら絶対に許されない恭一さんだけど、顔面は大倉くんだし誕生日に生まれ年ワインをプレゼントしちゃうし高給取り(多分)だからめちゃめちゃモテるが奥さんには一年浮気されてた上に捨てられてしまいましたとさ、めでたしめでたし。ではもちろん終わらずにめちゃめちゃモテ続けるしなんならもう一回婚約しちゃうしマジなんなん???映画後半「岡村さんかわいそうおばさん」と化した私は今ヶ瀬くんの「ダサいカーテン」に同意したくだりで「いいから一発殴らせろ恭一」と発狂しましたとさ。

 

岡村さんは健気ないい子だけど元カノ(仮)の話で泣き出す恭一にも引かないしさっさと母親に会わせて逃げ場なくすし別れ話に「二番目でもいいから」って引き止め方するし、あれでかなり強かだな〜と思いました。しかし「二番目でもいいから(意訳)」って言われ過ぎだよ恭一さん。あと映画のラストの後も岡村さんとは続いてると思うな。恭一さんはそういう人なので。

 

 

セックスシーンと同じくらい食べるシーンが多かったな〜と思ったんだけど、食欲と性欲はイコールってのは世界の常識なんで多分わざとだし実際恭一の心境とリンクしてましたよね。奥さんの朝ごはんは朝からハリボテみたいに豪華で綺麗な食卓だったし、今ヶ瀬くんとは頼むビールの銘柄は同じだし、やっぱり“自宅に押しかけてコトコト煮込み料理を作る女”がお似合いなんだよな〜(要するに強かにセックスに持ち込む女って意味)。ゲイバーでハイボールを泣きながら吐いてたのも、今ヶ瀬といっしょにいたいけれどゲイの世界に入る覚悟は飲み込めなかったって意味もあるだろうし。それと今ヶ瀬くんといっしょの場面、耳かきとか屋上でふざけたり海に行ったりとか二人の心が通じてる場面全部食事が絡まないのも性欲抜きで関係を築いてるって意味もあると思う。

 

 

海の別れシーンがラストシーンじゃなかったの、見てるときはアレっ?て納得いかなかったんだけども多分その後も未練たらしい今ヶ瀬くんと恭一さんをきっちり描くことで映画が終わった後も二人はこうやってくっついたり浮気したり離れたりしながら永遠に幸せにはならないってことを暗示してるのかな〜等と思ったけどどうかな〜。「そうやって私が何か言うのを待ってる感じが気持ち悪い」って言われて離婚された恭一だけど、今ヶ瀬には自分から電話するしいなくなれば探しに行くし別れ話も自分からするし一緒に住もうとも言うし、最後はいつ戻るか分からない今ヶ瀬を待つことを自分で選択してる。今ヶ瀬くんは“例外”だから。

 

 

今ヶ瀬くんは恭一には一途だけど、今ヶ瀬の元恋人からしたら今ヶ瀬くんも十分ヒドい奴な訳で、恭一も今ヶ瀬も他人を傷つけ過ぎてるから幸せにはなれないんだろうな〜〜〜…と思いました。